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古来より干潟で生き続ける[珊瑚草]

バスソルト使用イメージイラスト

海水を養分にして育つ干潟の赤い植物「珊瑚草」

海水の持つ優れた栄養分を取り入れ、成長する植物があります。それが「厚岸草」です。「厚岸草」は、海水が触れる干潟や塩田の周りに群生し、海からの栄養分を吸い上げ育ちます。通常濃い緑色をしていますが、秋になると真っ赤に色付き、サンゴに似ているその様子から、別名「サンゴ草」とも呼ばれます。 植物学的にみると、古代植物の形態をそのまま持っているという特徴があり、「厚岸草」は、地球上に存在するあらゆる植物の祖先に近い存在であるといえます。そしてなんといっても、海が持つ優れたミネラル類の宝庫であり、海からの貴重な産物として今注目を集めているのです。


海中イメージ写真

天然記念物の貴重な植物「珊瑚草」

珊瑚草は、学術名を厚岸草といいます。これは、明治24年に北海道厚岸町で初めて発見されたことに由来しています。この厚岸草(珊瑚草)ですが、実は日本では大正時代に天然記念物に指定されています。つまり、日本で厚岸草(珊瑚草)を採ることは禁止されているのです。そのため、現在は韓国など海外から輸入したものでなければ食べることはできません。今や厚岸草(珊瑚草)はとても貴重なものなのです。