生命のふるさと、生命を育む「海」について学ぶホームページ


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体内に海のミネラルを抱え生命は、陸に上がった

なぜ「生命」の起源が「海」なのか?ミネラルと共に進化した生命

海底の奥深くで誕生した生命

はじめて地球上に生命が誕生した場所はどこでしょうか。地球の歴史を紐解くと、太古の時代に存在していた生物のほとんどは、海で暮らしていたことがわかります。そのことからも、地球上の生命は「海」で誕生したと考えられます。そして、生命が誕生した場所として、近年注目されているのが、海底で熱水が噴出している「熱水噴出孔」と呼ばれる場所です。この場所は高温であり、鉄や亜鉛といった金属成分、メタンや硫化水素といったガス成分など、生命を生み出すために必要な条件や資源に恵まれています。現在、ここで誕生した生命体が、長い年月をかけて多種多様の生物に進化していったのではないかと考えられています。

陸に上がった生命は、体内に海のミネラルを内包している

約40億年前に「海」の奥深くで誕生した生命体は、次第に魚類へと枝分かれし、数億年という歳月をかけて、「海」から「陸」へと上陸します。そして、さらに枝分かれした進化の一つが脊椎動物へとつながり、やがて私たち人類の誕生につながりました。つまり、約40億年の生命の進化をさかのぼり、あらゆる生命体の起源をたどっていくと、最終的には「海」に行き着くといえるのです。海と共に生きる生物は、海から命のミネラルを享受するし、海から離れ、陸で暮らす生き物は、体内に血液などに海のミネラルを内包して生きています。 今日存在する生命体の組織液や血液の組成が海水と類似しており、このことは私たち人間にも当てはまります。